王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜
「……んっ。は……やと……」
これ以上すると理性を保てる保障がない。
俺は未来から唇を離した。
「こんなんでよければ、いつでもしてやるよ」
「……やっぱりもうしなくていい!!」
未来は俺の首に腕を回して、ギュッと抱きついてきた。
……ヤバい。
ここが自分の家だったら未来を本気で押し倒していたかもしれない。
「……ずっと一緒にいような?」
未来の頭を撫でながらそっと耳元で囁くと、
「ずっと一緒にいてね?」
未来は潤んだ瞳で俺を見上げた。
「……お前、可愛すぎなんだよ」
「ンっ……アッ……」
我慢が出来なくなって未来の唇を再び奪う。
俺達はこの夜、互いの気持ちを確かめあうように何度も唇を重ね合わせた。