王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜

そして俺の横を通り過ぎる時、白石はボソッと呟いた。


「……未来は俺がもらいます」


その言葉に俺の沸点は限界を超えた。


何でこんな男だか女だかわかんねぇ奴に、ナメた口叩かれなきゃなんねぇんだよ。



「……――テメェ、待てよ!!」


俺は平然と歩きだした白石の腕をガシッと掴んだ。
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