王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜
面と向かって、シュンくんに自分の気持ちを伝えよう。
シュンくんを傷付けてしまうかもしれない。
でも、あたしにとって大切なのは隼人だから。
『迷惑なの』って、ちゃんと言わなきゃ。
すると、シュンくんは一度校門付近をじっと見つめた後ニコリと笑った。
「今日はとりあえず帰るね?でも、夜暇だから電話していい?」
「え……?」
電話って、何のこと?
あたし……シュンくんの番号……知らないよ?