王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜

隼人の姿が見えなくなると、シュンくんはクスクスと誇らしげに笑う。


「まったくもう。すぐムキになって……隼人先輩って本当に子供ですね」


「……どういうつもり?」


「え?何が??」


「何で番号知ってたの?あたし教えてないよね?」


「教えてもらってはいないけど、知ってるの」



平然とそう言い放つシュンくんに怒りがこみ上げる。
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