王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜


店長の息子という地位を利用して、事務所に入り鍵の付いていないロッカーの中を漁る。


白石なら俺の携帯を見るなんて簡単だ。


「……だからか……」


だから、未来の番号をあいつが知ってたんだ。


俺の携帯を見れば、未来の番号なんてすぐに手に入る。


俺が不用心だったばかりに……。


それなのに、俺は未来に最低なことを言って傷付けてしまった。


< 385 / 448 >

この作品をシェア

pagetop