走れ!演劇クラブ2010

～ところかわって舞台となる大学～



「よぉ咲月。おめぇ相変わらずマヌケ面だな。」
「誰がマヌケ面よ。常時女たらしキャラな才太には言われたくないし（怒）」
「おうおうそうかよ。まったくおめぇ可愛げねぇよな。ま、色気よか食い気キャラだもんな。お前って。」
悪かったわね（怒）つか食い気キャラじゃないし。まったく、このバカは何考えてんだろ。あ！今私の視点！？前の２ページが走れ！からの新キャラの視点だったけど、
今私の視点だ！それ行け！から登場してるけどセリフは０に近かった私の視点だ！やった！！あ、こんなセリフ○色シリーズみたいだって思ったそこの読者に言いたい。だってこれ○色と同じ人に書かれてるんだからこうなることもあるんだよ。まぁ読者サービスみたいなのかな。
「と、咲月。お前エンドラの松平って知ってっか？」
松平？確かレモンピープルを講義中に読んでたって人だっけな。
「その松平が不穏な動きをしてるらしいぜ。」
ふぇ～、あのレモンピープルがよからぬことをね～。
「わかったわ。じゃあ引き続き調査をお願い。私は杏香さんにこのこと話しとくわ。ついでにセロにも。うん。それが終ったらアンタのサポートしたげるわ。」
「おい、何で三好にも言うんだ。」
まったく、才太みたいに頭がシンプルってのも中途半端に考え物よね。松平が本気ならこれはこの学校を巻き込んだ部活内抗争に発展するってのがわかんないんだから。そう、そしてその抗争に私たち杏香ファミリーとセロ率いるエンドラは負けちゃいけないんだから。
そう、この時この学校を巻き込む大抗争は近付いていたのだ。