走れ!演劇クラブ2010
恒例なのか派閥抗争!

副部長率いる反藤林同盟

あの日、私は演劇部に入った。そしてその日、部長および副部長が持つ全権を奪取した。その年の冬、副部長は全権奪還を掲げ私との抗争を繰り広げた。そして今年も何故か抗争があるかも。
以上、フラグ発生のためのリトレイス終了!


「きょっ、杏香~!大変だー!!」
ハァハァと息を切らしながら真一がかけてくる。
「何?グラウンドで油田でもめっかった?」
「な訳ねぇだろ。」
「んじゃ所ジョージがラッキィ池田とダンスするって?」
「んな訳ねぇだろ!」
「んじゃハリウッドがガッチャマンや月光仮面、タイムボカン撮るって発表したん?」
「んな訳ねぇだろ!つーかタイムボカンはハリウッドが撮る訳ねぇだろ。ガッチャマンとか月光仮面ならともかく。」
「じゃあ真一は大鷲の健は誰がやるって思うの?」
「そりゃあ・・・ジョニー・デップだろ。」
・・・
「あんたマジで言ってる?大鷲はレオナルド・ディカプリオ。コンドルのジョーはキアヌ・リーブス。白鳥のジュンはアマンダ・バインズ。燕の甚平はジョニー・デップ。みみずくの竜はテレンス・ハワ-ド。南部士はマックス・ライト。総裁Xはリチャード・ギアでしょ。」
まったく、ガッチャマンのキャスティングもちゃんとできないかしら。
「じゃあ何だってのよ。大変って。」
「そうだよ。楯岡が、楯岡副部長が大軍を率いてこっちに向かってるんだ!」
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