毎日先生を追いかけて…
あたし達は言われるまま
廊下にでて出席番号順に
並ぼうとした。
だけど、誰が何番か分からず
皆に「何番ですか?」って皆が
尋ねていたw



あたしは吉井だから出席番号が
クラスで最後だからすぐ最後尾
に並んだ。

梨奈は名字が山崎だから私の前
が梨奈だった。

「ウチらむちゃ近すぎじゃろ!!
式中もずっと喋れるな~(笑)
のぞみ、式の時寝んでな?」

「あ…当たり前じゃんか。
よだれ垂らして寝るのはもう
中学校で卒業しましたー♪」



あたし達の間には壁も何もなく
前から友達だったように普通に
喋って普通に笑ってた。
喋っていたら担任らしき人が
クラスの先頭へ立ちあたし達に

「では、式に向かいますので。
服装をちゃんとするように!!」

とあんま聞こえないづらい声を
めいっぱいに出して叫んだ。
それを見て梨奈と笑ってたね。




さっきも言った通り、あたし達は
クラスの最後尾にいた。
だからあたしの後ろはすぐに7組
が居たんだ。
何か……何でか後ろが気になって
梨奈との会話中なのに会話を辞めて
あたしは後ろを振り返った。





そこからだね。
あたしの恋の扉が開いたのは……
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