大好きな数だけ

*恋しちゃった*


 ***

「もう夕菜のせいだからね」
 
 私はかなり怒れながら。
たこさんウィンナーを
 ふぉ-くでぐさっと刺し
口の中へとほおりこんだ。

「で??恋しちやったの」
「ぶーーっっ!」

私は勢い欲飲んでいた
紅茶を噴出してしまった。

「汚い-!ちょっと馬鹿じゃん」
「馬鹿とかいう方が馬鹿だし」
「はいはい、早くふきなよ」

そう言って夕菜からもらった
ティッシュで噴いてしまった
紅茶を綺麗に拭いた。

「ふ-ん、図星なんだ。やっぱり・・・」
「な・・・なんでそう思うの??」
「6組の誰かかな??さっきぼーっと見てたし」
 
 って聞いてますか?

「まっ、いつもぼーっとしてるけど」

 一言と余計じゃないですか?

「んー、綾が惚れるんだから。見た目可愛い感じ?」

 ううっ当たってるし。



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