君は嘘つき
~はるかside~
どうしようどうしよう!!
無意識に和也の手を握っちゃった…
「おい」
「えっ?」
「手…放せ……」
一瞬自分の心がズキッっと痛んだ…
何だろう…この気持ち…
「ごめんね?つい…」
そういって私は手を放した。
もう少し…
握っていたかった…
「あのさ…今日…俺の家…こない?」
「えっ?」
和也の家?
行きたい………
和也は今義理の両親がいて仲良く一軒家に住んでいる
正直羨ましい…
私は今、一人暮らしをしている。
和也の家に行った事は会ったけど和也の受験勉強の為に勉強を教えに行ってあげた日依頼言ってない…
だから半年位はもう和也の家には行ってない
「行ってもいいの?」
「えっ?…ああ」
「じゃあ行く!」
嬉しい…
和也が私を家に読んでくれた…
和也は中3になって急に変わってしまった。
だから嬉しい。