君は嘘つき


正直妹じゃなくて俺を見てほしい。



ていうかていうか!!

俺さっき…はるかかの手を…つい…振りはらっちゃった……



だって恥ずかしくね??


「あっはるか俺の部屋にこいよ?」

「えっ……!?うん」


嫌だったか?

まあいいか…


てか……

俺大丈夫か?

襲ったりしないよな?


頑張れ俺!!



部屋に入ると、はるかの可愛かった顔が恐くなった。

「どっどうした!?」

「汚ーーーーーーい!!」

「えっ?」

「部屋汚い!!」


ああ…そう言う事か……


たしかに自分で部屋を改めて見ると……














「汚ね……」


つい声に出してしまった…………






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