君は嘘つき
~はるかside~

久し振りに和也の家にきたのに和也の部屋があまりに汚くてガッカリ……


「掃除するか…」

「えっうん…」

私もそれ手伝うんですか………?

まあいいか……

私がゴミを拾おうとした時だった。

「はるかは座ってな」

「えっなんで?」

「お客様だから」

「いいよ」

「いいから」

「大丈夫♪私掃除得意だから♪」


そう言って和也の顔を見ると……

「和也君?顔が青いよ?」和也の顔が青かった。

「大丈夫だから」
大丈夫じゃないでしょ…
「辛いなら私やるね♪」

私がゴミを拾おうとした瞬間……


ガタガタ!

上から物が落ちてきた。

「もーちゃんと片付けなよ!!」

「見るな!!」

「えっ?」


私は落ちた物を見ると……


「……セクシーボインガール……お兄ちゃん大好き……エロエロヘブン…」


何これ!?!?!?!?!?!?


エロ本に…エロDVDに………なぜこんな物が大量に………?





「「…………」」



シーーーーーーーーーン




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