年上彼氏に夢中です。


「もしもし、響太?ごめん」



『……実加、今どこだ?』






響太の声がいつもと違う…?




「え?」



『どこ?』


さっきよりも更に低い声。




「…[おと]…居酒屋の…」



『今から行く。絶対動くな』







「えっ!?ちょ…響太!?」



私が呼びかけても反応しない。電話は切れていたから…




え…?
今から来るって言っていた…?


私がぼーっと携帯を見つめていると…




「迎えに来てくれるって?」


< 45 / 61 >

この作品をシェア

pagetop