年上彼氏に夢中です。
本当に遊ぶ子がいっぱいいるらしい様子…
ショックじゃない…
気にならない…と言ったら嘘になる。
「じゃ―どうしたらガキに見えなくなる?」
「ん―…アレを経験したらかな。」
「アレって…エッチのこと…?」
私はエッチどころか、
彼氏さえいたことないのを響太は知っている。
「…ふっ……そうそう…っ」
電話の向こうから笑いをこらえながら響太は言った。
私をからかってる。
ムカつくし!!!
こっちも仕返ししてやる!!
「…分かった…
男友達にでも頼んでみる。
じゃあね、バイバイ」
「は!?…ちょ…実加!?」
何か焦っている響太を無視して電話を切って、ついでに電源も落とした。