はあとがふつ。第二部
「お母さん!今から自習室行きたいンやけど…」


「ほな送ったるわ」


時計を見ると5時すぎだった。


昨日竜生には5時頃塾行くから。と言ったカラ早く行きたかった。


自習室に入ると、3年生が3人いて、ドアを開けた瞬間、美稀は注目をあびた。


美稀はそのまま、離れた所に座った。


竜生来ぉへんかなぁ…??


竜生、美稀は来てくれるって信じてるから!


と、心の中でずっと叫んでいた。


デモ、7時をまわっても竜生は現れない。


あぁ〜こぉへん。


美稀は落ち込みながら、社会を覚えた。







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