叶わない恋
彼女の口づけを交わす進藤。
突然、夢の中だと気づいた。

「あっ、あの……」

勇気を出して彼女に話かけた。

「……なに?たけひと…」

「何で、僕の名前を……?」

「……?どうしたの?たけひと、なにかあった?」

「あっ、あの~…あなたの名前は?」

「……?恵里(エリ)よ…たけひとどうしたの?」

「い、いや、何でもないよ。」

そう言って2人は口づけをさらに交わす。
舌を絡め合わせて口づけをしていると、突然夢から覚めた。

「………恵里さんか………」

進藤は名前を知って歓喜にひたった。
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