大好きなんです。
あたしには幼なじみのまぁくんという男の子がいる。
家が近所で、小学校からずっと一緒。

あたしは男女の友情は成立しないとかたくなに思うけど
まぁくんだけは違う。
とても身近な存在でとても大切で大好きと心から言える。
だけどなぜか絶対恋にはならない存在。
自分でも不思議だけどほんとにそうで、まぁくんもおんなじ気持ちだと100%言える。


まぁくんに話したらきっとまぁくんはやめとけって言う。
また相手もわたしも傷つくからと…


『まぁくん!!今いい??』

「どーした?」

『あのさぁ…あたしの事紹介してほしいって話あってどうしたものかと…』

「また!?めぐなんだかんだでモテるよなー」

『そんな事ないよ…あたしは…好きな人にモテたい。』

「大和かー…いい加減あきらめたら」

『え??』

「彼女できたじゃん。うまくいってるみたいよ??」

『やめとけって言うと思った…』

「うーん…でもなめぐ、大和はたぶんお前に振り向かんよ。」

『そんなはっきり言わんくても…』

「ハハ。ゴメンゴメン。でもめぐの事をいいってゆってくれる人大事にしてみたら??」

『うーん…』



その時…






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