大好きなんです。
「お待たせ。」


雑誌を読んでると後ろから肩をたたかれて少しビクッとした。


きょうちゃんだ…

久しぶりだ…


あの、海の日以来。



『きょうちゃん…ゴメンわざわざ来てもらって。』

「気にしやんでいいよ。行こ。」


『待ってお会計してくる。きょうちゃん、なんか飲み物いらん??めぐおごってあげる!!』


「ホンマに〜??んなコレ」

そう言いながらブラックのあったかいコーヒーをカゴに入れた。


「車におるな。」


あたしはうなずく。


はぁ〜…
好きだ…



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