大好きなんです。
「お待たせ。」

もう飲み始めてる翔の
肩をポンとたたいた。


「おぉ〜お疲れー。残業?」

「あぁ…今日仕事たまってて。
すいません、生。」


俺は注文しながら座る。


「「カンパーイ♪」」


やっぱ仕事あがりのビール最高。


「で?なんかあった?」

翔が俺に聞く。

「別になんも…」

「うそつけッッ!
付き合い長いねんで?
あんまみくびんな」


「ホンマなんもないよ。
…ちょっと昨日めぐちゃん
泣かしてしもて…」


「なんもない事ないやんけ!
かわいそー…あんなかわいらしい素直な子泣かして。お前最低。」

「理由聞いてから言いや。」

「聞かんでもわかるっちゅーねん!女が泣く時は〜いつでも〜男のせいになんねん…」

「ハハッッせやな。」

「で?なんでなん?」


俺は翔に昨日の事を話した。
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