大好きなんです。
「うん。お前が悪い。ホンマ昔からお前、女になんや冷めてんねんな」

「そんなつもりないねんけど…俺、無神経?」

「若干。ってかかなり。
めぐちゃんかわいそうやわー。
好きな男にな?クリスマスにデートの予定ないんか?って…俺はお前と過ごすつもりないでって言ってるようなもんやろ」


「そうか…
でもなでもな!予定なかったら飯でも行かへんかな思て聞いたんやで?俺。」


「…ホンマお前は…アホやな。
ま、そこが俺は好き」

「きしょいわ!」

「めぐちゃんの事…
どう思てんの?」

「は?」

「イイコやんあの子。カワイイし。」

「せやな。イイコやで。」

「俺、もらってもええ?」

「は?」

????が
頭にいっぱい浮かんだ時、
翔が叫んだ。



「あ!
わかちゃん!めぐちゃん!」


…え?
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