大好きなんです。

·やっぱり好きです。

『アハハ!ウケる〜!』


…わかと楽しいおしゃべり。
でもやっぱり心のどこかで
きょうちゃんまだいるのかな?とかすぐ考えてしまう。


「…気になる?」

『な、何が?』

「あっち。」


カウンター側を指さしながら
わかが言った。



『気にならないって言ったら嘘になるかな…』


「めぐはホンマ一途やな!元カレの話聞いてた時も思ったけど。」

『そんな事ない…普通だよ。』

「あんたさぁ〜その気になればすぐ彼氏できるで?
うちなりに心配してさ、この前の合コン無理矢理連れてったけど…連絡先断っとったやろ。あいついい奴なのにな〜って幹事の子ゆうとった。」


『ゴメン…』

「謝る事ちゃうけどな(笑)ええねん、めぐがええなら!」

『うん…きょうちゃん好きや!って思ってるのに他の子とどうこうなるとかメールすると考えれんくて…』


「メールぐらいええやん。やから一途やっちゅーねん!」



その時…


「入るで。」


またドキッとした。
すぐわかる。
きょうちゃんの声がした。
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