愛してジュリエット!


俺の勢いに圧倒されたのか…樹里ちゃんは、すぐに俯いてしまった。



「樹里ちゃん…?」


ガタ…ー

(うおっ!)

固まっていた樹里ちゃんがいきなり立ちだす。

「ああああたし!…帰る!!」


「えっ…えええ!?」


すさまじい勢いで、荷物を持ち去り…嵐の如く去っていった…。



「一体…何が起きたの?」

「………さあ?」


ちらっと見えた樹里ちゃんの顔…少し赤かったような…。


気のせいかな
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