愛してジュリエット!


「お見舞い…?あっああそうね。お見舞い…コホッコホッ」

「大丈夫樹里ちゃん!?」


咳込む樹里ちゃんの背中をさすり

何触ってるのよ!

って怒られたけど、樹里ちゃんは俺を家へと上げてくれた。




(やっべ!騒いじゃいそう…)

「…お茶でいい?」

「いやいやとんでもない!樹里ちゃん休んどいてよ」

と言う俺の言い分虚しくに樹里ちゃんはお茶を出してくれた…。



そんな些細な気遣いに樹里ちゃんの思いやりを感じた。
< 28 / 105 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop