愛してジュリエット!
「お見舞い…?あっああそうね。お見舞い…コホッコホッ」
「大丈夫樹里ちゃん!?」
咳込む樹里ちゃんの背中をさすり
何触ってるのよ!
って怒られたけど、樹里ちゃんは俺を家へと上げてくれた。
(やっべ!騒いじゃいそう…)
「…お茶でいい?」
「いやいやとんでもない!樹里ちゃん休んどいてよ」
と言う俺の言い分虚しくに樹里ちゃんはお茶を出してくれた…。
そんな些細な気遣いに樹里ちゃんの思いやりを感じた。