愛してジュリエット!

ロミオの休日




「お〜…ジュリエット、ぼぼぼくらの前ではいかなる人も目を伏せてしまうだろう」


幸夫に練習をしてこいとのお告げを受け…俺は黙々と練習していた。


「…朝から何ぶつぶつ言ってるわけ?」


「わっ美人!…勝手に人の部屋入るなよ」



こいつ、俺の兄貴の
美人(ミト)
むかつくけど名前の通り美人で嫌味な兄貴


「美於…今、悪口言っただろ」


はっ!
また声に出ちまったか!?

「……顔に出てんだよ。」
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