愛してジュリエット!


「…俺ら、お前の下半身タイツ、見に行くから。クスクス。」


「…下半身タイツ!?」


ロミオはそんなの履いてるわけ?


「美於様…この台本だと現代アレンジ版みたいなんで大丈夫ですよ?」


「元々はかないけどな…クスクス」


「もー美人様ったら!…またからかって」



「…まあホントの目的はお前のジュリエットを見に行きたくてね。」


…俺のジュリエット


「…何にやついてんの。」


「…え?。」



口元を押さえてみると、かなーりにやついていた。


「…相手役の方、美人なんですってね☆!…美於様も隅に置けませんね〜…。」



いやあ…それほどでも。


…そうなんですよ!
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