愛してジュリエット!
「………あ。」
あっちゃんがこっちを見て、何か気まずい顔をした。
「ごっごめーん。カノンちーん、こっち頼める?…亜紀用事思い出しちゃった」
あっちゃん?
「…あっ、大丈夫だよ。ちょっと待っててね。」
あーちゃんが呼んだ子の方を見ると…………
「樹里ちゅわあん!!!」
樹里ちゃんも採寸してたのね!
……はっ!!!
ブラ…ブラウス!!
樹里ちゃん今ブラウス一枚。
「わわわダメだよ、樹里ちゃん!コレ…コレ着といて!」
おもむろに俺はカーディガンを脱ぎ出し、樹里ちゃんの肩にのせた。
「さっ…ジュリエット。」
おお!なんかぽくない?