愛してジュリエット!
「あっあっあ!てゆーか、樹里ちゃんは!?」
散々あーちゃんにポカスカ殴られた俺は、愛しいジュリエットがいない事に気づいた
…今更
「樹里ならーもうすぐ帰ってくるんじゃないかな?」
ふと後ろで声がした
「私がどうしたの?」
まるで天使の歌声のようなこの潤しき声…
バッ―…
と振り向くとそこには
「ジュリエットー!!!」
愛しき樹里ちゃん!
サラッサラのロングヘアーに透き通るような肌
ぱっちりした目
ぷっくりした唇…
全てにおいて美しい…
「可ー愛ーいーいー!!」