愛してジュリエット!
じゅーりちゃん、じゅーりちゃん〜☆
ルンタッタルンタッタと足どり軽く、弾む。
もうすぐ劇だと言うのに、緊張よりも嬉しさが止まることを知らない。
どこにいるんでーすか?僕のおっひめさまー☆
体育館の近くにいくと裏手から声がした。
ん?こんな誰もいない所で一体…
「…じっとして。」
…瑞稀さん…だよな?
少し覗いて見ると、瑞稀さんと…
間違えるはずもない…愛しい人の後ろ姿…。
…樹里ちゃん。