華の恋
愛しい…★勝
『何ていうの?まぁ、ついぽろっとさ?
わりぃわりぃ!許せっ』
「絶対嫌だ…」
『心せまっ!
わざわざ電話してやったのによ~』
だって…本当にありえない。
俺が華恋からもらったプレゼントを
大切にしまってることを知ってるみなと。
別にしゃべるなとは言ってないけど
ただでさえキスのことでパニックに
なってる今の華恋になんで言うの?
本当に意味が分からない。
『ってか勝。
さっさと帰ってんじゃねぇーよっ。
俺1人で飯食ったんだぞ!?』
「真は…」
『あいつは女子に手相習ってた。
飯誘っても真剣すぎて気付かねーの』
手相…真は不思議だ。
『とにかく謝ったからなっ!
あっ、あともう1つ。
今からそこに華恋行くと思うから
頑張れよ』
「は!?」
ベッドに寝転がってた俺は
思わず起き上がった。
『まぁ、頑張れ。
俺に感謝しろよ?じゃっ』
「ちょっ…みな」