華の恋
「あはははっ!初めてだよストーカー。
デビューしちゃったよ、ついに俺が。
だって華恋ちゃん電話しても
つながんないし、メールも届かないし」
そりゃそうだ。
華恋は1度終わった奴のアドは
消してる…。
「だ、だからって…ストーカー…」
「ねぇ♪俺ともう1回付き合わない?
今度は華恋ちゃんがいいって言うまで
待つつもり!
あっ、でもキスぐらいはいいよね?」
デレデレしながら華恋の手を握る。
触んな…。
「で、でも…あの…」
近づくな……。
「いいじゃん♪俺、本っ気で
華恋ちゃんのこと好きなんだ…」
どかっ
まだ話してる男の腹を思いっきり蹴った。
「勝ちゃん!?」
「…ってぇな…何すんだよっ!」
「本気なら…怖がらせるな」
「なっ…」
嫌がる華恋にせまったのか?