華の恋
今度は見向きもしない。
じゃあ可愛い系…。
でも…可愛い系って…いつもの華恋だよ。
あっ、そっか。
普段の華恋が好きってことだよね?
「じゃあこのままでいいんじゃーん♪」
ネクタイをしめ、服装と髪型を戻す。
「…1人で何してんの」
「あっ、みなとっ…って、
いつ入ってきたの!?」
ドアのとこで腕を組んで。
勝ちゃん以上にあきれた顔をするみなとは
華恋を通り過ぎベッドに座った。
「どう!?…て。言ってたところから。
華恋にぶすぎ…」
げ…セクシー系のとこだよ。
「何してたの?」
「勝ちゃんの好きなタイプ。
演じてたの」
「…お前バカだろ」
「うるさーいっ。何しにきたのっ!?」
「ん?華恋と勝の2人きりの時間を
邪魔しにきた」