☆只今,君にベタボレ中☆

着いたのは誰もいない教室。

なんて顔して
なんて言えばいいのか
わからなくて
アタシは俯いていた。

「はぁ-」

諒から聞こえる
深いため息が
アタシの心を締め付ける。

やっぱり怒ってるのかな。
呆れてるのかな。

諒の顔が見れないよ。


アタシは俯いたまま
泣いていた。



< 42 / 53 >

この作品をシェア

pagetop