一秒だけでも・・・


『俺この世の人間じゃないんだ・・・』

『えっ??』

『なんてなwww冗談だよwww』

『・・そっそうですよねwww』

『ごめんな・・・もしかしてそれで寝れなかった??』
先輩が私の目じりを指でそっとなぞる。

『あっ!・・いえっ!!そんな事!!』

 クスッ

『えっ?』

先輩は急に笑い始める。

『谷澤は嘘が下手だなwww
そんな目で言ったって説得力ないぜwww』

『ハハッそうですねwww』

『やっぱ谷澤は素直でなくちゃ!』

と先輩は屋上をあとにした。
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