一秒だけでも・・・



『ごめんな・・・変な事きいて』
先輩は少し寂しそうな表情で体育館を後にした。

私は最後の1つのボールを磨いた。













私が学校を後にした頃には7時を回っていた。

私はあの時の先輩の顔が頭にこびり付いて離れなかった。


『はぁー・・・』

何であんな事聞いたのだろうか・・・


私ははっと目の前を見ると







いつの間にか家についていた。


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