+゚☆月夜の舞姫☆゚+【短】
アレンは細くて長い指で、ギターの弦を軽快に弾き出しました。


リリーは、それに合わせて笑顔で踊り始めます。


アレンが奏でる爽やかなメロディーと大自然に囲まれて、リリーは幸せそうな笑顔で舞い続けました。


リリーが言った“あれ”とは、この事だったのです。


彼女は、アレンの奏でるメロディーが大好き。


だからいつもここに来ては、彼のギターの音色に包まれながら踊っているのです。


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