夜空に響く恋【短】
「言い忘れてたけど……」
「何?」
立ち上がった君に続いて、あたしも立ち上がる。
「浴衣姿、可愛いで」
「えっ……?」
さっきは、『馬子にも衣装』なんて言ってたくせに……
心の中では悪態をつきながも、甘い台詞に胸がキュンキュン鳴いた。
「ほら、行くで」
そう言った君は、あたしの手を引いて車に向かった。
ほら、やっぱり……
いつだって君は、いとも簡単にあたしの心を奪うんだ。
「何?」
立ち上がった君に続いて、あたしも立ち上がる。
「浴衣姿、可愛いで」
「えっ……?」
さっきは、『馬子にも衣装』なんて言ってたくせに……
心の中では悪態をつきながも、甘い台詞に胸がキュンキュン鳴いた。
「ほら、行くで」
そう言った君は、あたしの手を引いて車に向かった。
ほら、やっぱり……
いつだって君は、いとも簡単にあたしの心を奪うんだ。