Winter bell
朝方に目を覚ますと、晴稀はソファーで眠っていた。
エアコンが効いていても少しだけ肌寒いのに、彼は毛布しか着ていない。
「一緒に寝たらイイやん……」
あたしは晴稀を見つめながら、ポソッと呟いた。
彼のベッドはあたしの物とは違って大きめで、二人で眠るには充分な広さなのに…
あたしを気遣ったのか、避けたのかはわからないけど、すごく悲しくなった。
「付き合ってたら、普通は一緒に寝たりするやろ……?」
答えが返って来るハズも無いのに、眠っている晴稀に問い掛けると…
切なさが込み上げて泣き出してしまいそうになって、彼に借りたスウェットの裾をギュッと握った。
晴稀は、ほんまにあたしの事好きなんかな……
エアコンが効いていても少しだけ肌寒いのに、彼は毛布しか着ていない。
「一緒に寝たらイイやん……」
あたしは晴稀を見つめながら、ポソッと呟いた。
彼のベッドはあたしの物とは違って大きめで、二人で眠るには充分な広さなのに…
あたしを気遣ったのか、避けたのかはわからないけど、すごく悲しくなった。
「付き合ってたら、普通は一緒に寝たりするやろ……?」
答えが返って来るハズも無いのに、眠っている晴稀に問い掛けると…
切なさが込み上げて泣き出してしまいそうになって、彼に借りたスウェットの裾をギュッと握った。
晴稀は、ほんまにあたしの事好きなんかな……