「ふあ~!」


私は大きなアクビをして
むくりと起き上がった。


「亜依~!
いつまで寝てんの~!?」


ママが大声で怒鳴っている。


「もう起きたってば・・・」


私は少し不機嫌そうに
階段を下りて、
リビングへと向かった。


「いつまで寝てんのよ!」

「しょうがないじゃん~
昨日興奮して
眠れなかったんだから・・・」


私は昨日の夜遅くまで
ずっと高校のことを
考えていた。


「頑張るのよ!」

「わかってるよ・・・」


ママは熱血すぎて
たまあにウザい。

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