Night Large Snake

「うーちゃんもガッツリと幸せを掴むが良いぜ!!」

バシンと京に背中を叩かれた。

…なんか言葉間違ってるし。

「もしかして、まだ椎名の事、尊敬してるとか言っちゃう?」

購買のパンの袋を開ける九条さん。

何を言ってるのか、よく分からなかった。

「え?え?」

「…ド天然?超天然?」

京が確認するようにその言葉を九条さんにかけるから、もっと混乱した。

「どっちでも良いけど。まぁ…気付くか気付かないかの問題。」

…主語がない!

「何の話?」

「あんたの話。」

私は…馬鹿になったらしいです。




< 101 / 525 >

この作品をシェア

pagetop