Night Large Snake

レジに行って、私は財布を出そうとした。

その前に諭吉さんが前に置かれる。

「あ、ありがとう。」

少し海が私の方を見た。

ん、と返事が返ってきて扉の外に出ようとしたら前から人が来たので、どいた。

スーツを着ている男の人とガタイの良い男の人の二人。

スーツを着ている男の人は綺麗な顔立ちをしていて思わず見入る。

「…久しぶり。調子はどうだ?」

私の方を見ているから、私に話しかけているのかと思った。

知ってる人だっけ?

お父さんかお母さんの知り合い?

「…何事も。」

後ろの海から声が聞こえた。

海の知り合いか…。

お父さん?



< 136 / 525 >

この作品をシェア

pagetop