Night Large Snake

「…それは。」

それは?

次に続く言葉を待つ。

急に抱き締められた。

苦しいけど、悪くない。

「嬉しい。」

耳元で甘く囁かれた声。

かと思うと、耳を甘噛みされた。

「…う、海……や。」

止めて。

と言う前に、耳が解放された。

ほっと胸をなで下ろして私は海の顔を見る。

金髪に本当に綺麗な顔立ちをしてる。

カーテンの隙間からは、太陽の木漏れ日が。

私はベッドから抜け出して、カーテンを少しだけ開けた。

海はまた眠ったみたいで私はリビングに戻って、課題を片付ける事に決めた。




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