Night Large Snake

御礼を返して、私はソファーに座りなおす。

「…あぁ。」

顔が近づいてきて、キスをする。

「…ん…ぁ…。」

苦しくなって、口を開けばそれを待ってたかのように舌が入ってくる。

いつの間にか、天井が見えた。

「く…るし…。」

お花畑が見える少し前、私は訴える。

「悪い。」

名残惜しそうに海は離れて、隣に座った。

あれからキスはする。
でも、それ以上はしない。



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