Night Large Snake

…うん?

小首を傾げると、海が隣に座る。

「どうしたの?」

なんだかさっきから心ここにあらずな感じが…。

「…今日家帰るか?」

「どっちでも良いけど…溜まり場にパジャマ無いよ。」

「ホテル。」

その響きにドキリとして海を見る。

デキるかどうか、分からない。

でも、やっぱり。

そういう海の気持ちも尊重しないといけないと思うから。

「良いよ。」

私は頷いた。









< 446 / 525 >

この作品をシェア

pagetop