Night Large Snake
これから春休みを迎える私は、笑顔を固める。
「まさかそんなこと!」
「お前…段々京に似てきてないか?」
「え、」
目をパチクリさせると、頭を撫でられる。
…京に似てきてるだなんて、心配…。
「嫌みじゃないよ?一緒に進級出来て嬉しいって意味。」
その言葉にこっちを向いた海。
そして、静かに微笑んだ。
「海!うーちゃん!」
「なななな何!?」
オレンジの髪がこっちに向かってきて、驚く。
「蝶の総長が帰ってきてるって!」
目がキラキラしている京。