Night Large Snake

バタバタと家に入って、リビングに通してもらった。

「お、お邪魔します。」

一応そう言って入ったリビングには、多分海のお父さんとお姉さんがいた。

「何してんの二人して。」
「何してんだ二人して。」

二人が声を揃える。

私を真ん中に手を繋いでるこの状態を言っているのは分かったけど。

答えは見つからない。

「てゆーか、彼女?」

一番まともだと言われているお姉さん。

「それより先に、」
「はいはい、お母さん。」

ベリベリと剥がされるお母さん。

「昼御飯の用意してたんでしょう?」



< 471 / 525 >

この作品をシェア

pagetop