Night Large Snake

こんな甘い声を出すとも思ってはいなかった。

「俺も変わった。
…お前が変えた。」

唇が離れて見えたのは切なそうな海の顔。

私は何もしていないし、何も出来ない。

それでも、海が変わることが出来たというのならそれはきっと、







「海が居たからだよ。」



< 506 / 525 >

この作品をシェア

pagetop