続!イジワル王子とお姫様
「ほら、なんか喋れよ。緊張すんじゃん」
「……へっ、緊張? ナツキくんがぁ?」
「おまえ、指ガッチリ掴み過ぎ~」
ナツキくんは、ニヤリと笑って、握った手をそのままポケットに突っ込んだ。
アハ……幸せぇ。
顔がポッポしてきちゃう。
「で……どこ行く? オレ、今日なんも考えてねぇや」
「え……と。近くに新しいカフェができたんだけど。そこなんか、どうかなぁ」
「いーよ。行こっか」
「……へっ、緊張? ナツキくんがぁ?」
「おまえ、指ガッチリ掴み過ぎ~」
ナツキくんは、ニヤリと笑って、握った手をそのままポケットに突っ込んだ。
アハ……幸せぇ。
顔がポッポしてきちゃう。
「で……どこ行く? オレ、今日なんも考えてねぇや」
「え……と。近くに新しいカフェができたんだけど。そこなんか、どうかなぁ」
「いーよ。行こっか」