続!イジワル王子とお姫様
いえ……できませぇん。
昨日の、杏と銃士くんのキスを思いだす。
……ムリ。
ギュッと目をつぶり、首を横に振った。
「ねー。ナツキくん今日家出るの遅かったの? いつも眠たそうなクセして、絶対に同じ時間に現れるのにね」
杏が、ナツキくんに問いかける。
「あぁ、体育のジャージ忘れたから。取りに戻ってた」
「ナツキくんしっかりしてそーなのに、忘れ物するコトあるんだ? 桃香はよくやるよね」
「も~。杏、それは言わないでぇ」
忘れ物をするのは、昔から。
ジャージ忘れても、着替える寸前まで思い出せない。
……とか、そんなのしょっちゅう。
昨日の、杏と銃士くんのキスを思いだす。
……ムリ。
ギュッと目をつぶり、首を横に振った。
「ねー。ナツキくん今日家出るの遅かったの? いつも眠たそうなクセして、絶対に同じ時間に現れるのにね」
杏が、ナツキくんに問いかける。
「あぁ、体育のジャージ忘れたから。取りに戻ってた」
「ナツキくんしっかりしてそーなのに、忘れ物するコトあるんだ? 桃香はよくやるよね」
「も~。杏、それは言わないでぇ」
忘れ物をするのは、昔から。
ジャージ忘れても、着替える寸前まで思い出せない。
……とか、そんなのしょっちゅう。