続!イジワル王子とお姫様
「お、銃士来た。杏、行けば?」
えぇっ!
「行ってくるね! 桃香、またあとでね」
杏はそう言うと、少し前を歩いている銃士くんの元へと走って行った。
いつも、私が杏にピッタリくっついてるから、ふたりで登校するのは……初めてかな。
なんか緊張してきた。
ドキドキしてくる。
「手、つなぐ?」
「えーっ? ナツキくん!?」
ナツキくんなに言うのぉ?
「うっそ。桃香、制服着てるときイヤがるもんなー」
いえ、制服が理由じゃなくって。
……周りの視線が、気になるダケでぇ。
えぇっ!
「行ってくるね! 桃香、またあとでね」
杏はそう言うと、少し前を歩いている銃士くんの元へと走って行った。
いつも、私が杏にピッタリくっついてるから、ふたりで登校するのは……初めてかな。
なんか緊張してきた。
ドキドキしてくる。
「手、つなぐ?」
「えーっ? ナツキくん!?」
ナツキくんなに言うのぉ?
「うっそ。桃香、制服着てるときイヤがるもんなー」
いえ、制服が理由じゃなくって。
……周りの視線が、気になるダケでぇ。