続!イジワル王子とお姫様
通学中の女子の視線が……突きささる。


ナツキくんは普段から、女の子の視線に慣れてるから、


それが熱視線だろーが、敵意むき出しの視線だろーが


なーんとも思ってないみたい……。


ナツキくんひとりのときは熱視線なんだと思う。


けど、今は明らかに……。


「見て~、ナツキくん! まだあの子と付き合ってんだね」


うわ、ヒドい言葉が聞こえてきたぁ。


でも、負けないもん!





チラッとナツキくんを見ると、眠たそ~な顔で


大きなアクビをしていた。


あは、やっぱり周りのコト、な~んにも気にしてないみたい。


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